頸椎損傷(20代 男性)

状況

事故による頸椎損傷にて不全麻痺となり、ベッド上での生活となる。元々控えめな性格であったが事故後、意欲や活力が低下。外出しなくなった事により洗体などの衛生保持に興味が薄くなる。家族が洗体しようとするも、気が進まず、又、身内には断りやすいためか中々うまくいかず。

サポート

食事介助は飲水と服薬介助。フォーク、スプーンは持てるので食べ物は配膳介助。排泄介助はパッド、おむつ交換。ご家族から要望の高い入浴介助はシャワーチェアにて浴室への移乗、シャワー浴。洗髪は心地良いとのことで、シャンプーは3回実施している。体調不良や気持ちが乗らない時は、ベッドでの洗髪と全身清拭に切り替えている。

効果

ご本人は自身から話すタイプではなく、また話しかけられるのも苦手であったが 入浴や洗髪は常に声を掛けながら、触れ合う動作もあるので、徐々にではあるが意思疎通や要望を伝えられるようになってきた。