多系統萎縮症(60代 男性)
状況
脊髄損傷で身体に麻痺がある中、以前は奥様がフォローをされながらお食事や入浴などできる範囲をご自身で行いながら生活をされていました。多系統萎縮症を発症し、半年間の入院生活。それでもご自宅で過ごされたいお気持ちが強く、初めての完全介護の生活が始まりました。
サポート
サービスは夜間から朝にかけて。吸引はヘルパー可能の範囲外の為、ご家族に対応していただいています。それ以外の清拭や更衣、口腔ケアなどをヘルパーが担当。またご家族の負担や疲労の軽減の為、室内掃除などできる範囲の中でサポートをさせていただいています。
効果
初めてヘルパーが入り完全介護の生活が始まったことで、ご本人様やご家族も生活環境の変化からストレスが溜まったり眠れず睡眠不足の日々が続きました。 少しづつケア内容も決まり、生活リズムが整えられる中で睡眠も取れるようになり感謝のお言葉をいただいています。また、初めての介護で不安が大きかった為スタッフ全員で一緒にケアの方法を考えたり、 なるべくご本人やご家族の気持ちに寄り添えるようお話しを伺いながらサービスに入る中で笑顔も増えてきました。